特定非営利活動法人 横浜市精神障害者地域生活支援連合会

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更新情報

上映会のご紹介です。

「教育・芸術・医療でつなぐ会」発足15年記念イベント

【映画『生きて、生きて、生きろ』上映+アフタートーク】

この映画は「トラウマ」「PTSD 」「原発」という視点から精神科医療を見つめたドキュメンタリーです。

東北大震災を契機に始まったシュタイナー思想を基盤としたボランティアグループ『教育・芸術・医療でつなぐ会』は、2026年で活動15年目を迎えます。その節目として『生きて、生きて、生きろ』の上映会を開催いたします。

あれから15年。
災害のこころの傷が今なお癒えないのはなぜか。
なぜ福島に原発があり、なぜ日本の医療でPTSD治療は遅れているのか。

上映後には、島田監督、トラウマ診療に取り組む蟻塚医師、福島相馬で訪問看護で心のケアに取り組む米倉看護師、そして被災体験を持ちながらも人々を支えてきたふたりの保育士の方々にも登壇いただき、充実したアフタートークを予定しています。
福島で、東北で、震災後何があったか、映画を観た後に一緒に考えていただければと思います。

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【日時】2026年3月20日(金・祝) 13:00〜17:00(開場12:30-)
【会場】スペース・オルタ(JR新横浜駅から徒歩6分)
【定員】100名
【参加費】無料 <要予約>

【申込先】
Peatix(ピーティックス)
https://ikiteikiteikirotsunagukai.peatix.com

【当日タイムテーブル】

12:30 開場・受付開始
13:00-15:00  映画上映(上映時間113分)
15:00-15:30  休憩
15:30-16:30  アフタートーク
17:00  終了

【キャンセルポリシー】
定員がありますので、やむを得ない事情でご参加が難しくなった場合は
下記問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。

【問い合わせ先】
10tsunagu@gmail.com
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■アフタートーク登壇者プロフィール

・島田陽磨(しまだ ようま)/撮影・監督・プロデューサー
1975年生まれ。早稲田大学教育学部生物学専修卒業。探検部在籍時に起きたアマゾン川部員殺害事件で取材を受けたことをきっかけに日本電波ニュース社に入社。テレビディレクターとして、2003年のイラク戦争など国内外の報道やNHKなどのドキュメンタリー作品を数多く手掛ける。「二つの戦争・翻弄された日本兵と家族たち」(2015年朝日放送)で坂田記念ジャーナリズム賞。「ベトナム戦争 40年目の真実」(同)でニューヨークフェスティバル ワールドベストテレビ&フィルム入賞。三度の訪朝取材をもとに北朝鮮と日本に引き裂かれた姉妹の58年ぶりの再会を描いた「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」で第76回毎日映画コンクールドキュメンタリー部門ノミネート、World Media Festival 2023 ドキュメンタリー部門(Human Concerns) 金賞、ニューヨークフェスティバル 2023 ドキュメンタリー部門(History & Society)銀賞、US International Award 2023 ドキュメンタリー部門(History & Society)銀賞など。本作の短編版『Live,Live.LIVE』で、Tokyo Docs 2023 ショートドキュメンタリー・ショーケース最優秀作品賞。

・蟻塚亮二(ありつか りょうじ)
精神科医。1947年福井県生まれ。中学生の時に東京オリンピック(1964)強化指定選手(水泳)に選ばれる。弘前大学医学部卒業。1985年から1997年にかけて青森県弘前市の藤代健生病院院長。2001年、精神保健功労にて青森県知事表彰。その後、2004年から13年まで沖縄県那覇市の沖縄協同病院などに勤務。2013年から福島県相馬市の「メンタルクリニックなごみ」院長を務める。現在も月に一度、沖縄での診察を続けている。
著書に『うつ病を体験した精神科医の処方せん』(大月書店 2005年)、『統合失調症とのつきあい方』(大月書店 2007年)、『沖縄戦と心の傷 トラウマ診療の現場から』(大月書店 2014年 沖縄タイムス出版文化賞2015)、『戦争とこころ』(沖縄タイムス 2017年、分担執筆)、『助けてが言えない』(日本評論社2019年、共著)『戦争と文化的トラウマ』(日本評論社 2023年、分担執筆)、「悲しむことは生きること〜原発事故とPTSD〜」(風媒社)など。

・米倉一磨(よねくら かずま)
精神科認定看護師。1973 年福島県南相馬市生まれ。航空自衛隊、陸上自衛隊を経た後、看護専門学校卒業(看護師免許取得)、福島県立医科大学大学院看護学研究科(精神看護学領域)修了。南相馬市内の精神科病院勤務時に東日本大震災と原発事故が発生。自らも被災しながら被災者や地域住民たちの心のケアをするため、福島県立医科大心のケアチーム(災害後の医療チーム)へ参加し、後に引き継がれるNPO の立ち上げに加わった。さまざまな住民の訪問や支援者への支援、心の啓発など幅広い心と体のケアを行っている。現在「NPO法人相双に新しい精神科医療保健福祉システムをつくる会 相馬広域こころのケアセンターなごみ」センター⻑。
著書に「災害看護と心のケア〜福島『なごみ』の挑戦〜」。共著書に「福島原発事故がもたらしたもの〜被災地のメンタルヘルスに何が起きているのか」など。

・阿部智明(あべ ちあき)
栃木県の創造の森保育園でシュタイナー教育に出会い学び始める。子育て中に始めた自主保育を経て、2007〜2022年までシュタイナー保育園ねっこぼっこ園を宮城県で主催した。シュタイナー幼児教育教員養成講座を受講中に東日本大震災で被災。その時アントロポゾフィーのトラウマケアを体験し、つなぐ会のメンバーとして現在に至る。3年前より療育施設に勤務しながら治療教育を学んでいる。

・門間貞子(もんま さだこ)
1996年、シュタイナー幼児教育の実践を目指し、福島市内に保育園を立ちあげる。福島第一原発事故によって、園児の9割以上が県内外に避難、国内外から支援を受け再生を目指すも力尽きその4年後に閉園、首都圏に移り住む。震災以降の引っ越しは5回。かつて中退せざるを得なかったシュタイナー幼児教育者養成コースで学びなおす機会を得、現在もシュタイナー園で働く。また、2012年にNPO法人を立ち上げ、年に2回のペースで、福島の子どもたちに手仕事のワークショップを開いている。